X線フィルムの電子保存(スキャン)

 

最終更新日 2017/08/29

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X線フィルムの電子保存 透過式原稿ユニット スキャナーの単独利用 デジカメの利用
画像の管理      

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X線フィルムの電子保存

 デジタルX線撮影装置を使用すれば、X線写真は苦もなくデジタル保存が可能であり被曝線量も軽減できる。しかし専用のデジタルX線撮影装置は高価であり費用対効果を考えるとおいそれと手を出せるものではない。

 そこで通常我々が使用しているフィルム使用のX線写真をデジタル保存して、管理又はプレゼンテーションへの利用を行う方法を考えてみたい。

透過式原稿ユニットの利用

 市販されているスキャナーと透過式原稿ユニットを使用する方法である。

  エプソン キャノン
スキャナー GT7000 (SCSI・USB)600dpi
34800円
キヤノン カラーイメージスキャナ
CanoScan FB1200S 69800円
透過式原稿ユニット フイルムアダプタユニット 
10000円
フィルムアダプタユニット
FAU-S10 29800円
読み取り最大サイズ 幅93mm、長さ118mm 幅203.2mm、長さ274mm
評価 両機種共に使用したことはないので、実際の性能は不明である。しかしカタログから推する限りでは以下のことが言える。

(1) 価格はエプソンの方がだいぶ安い。
(2) 原稿の読み取りサイズはキャノンの方が大きい。デンタルフィルムの場合はどちらでも可能であるが、パノラマの場合はエプソンでは不可能みたいだ。

スキャナーの単独利用

 透過式原稿ユニットは専用のスキャナーにしか装着不可能だ。当院のスキャナーはエプソンのGT5000でありもちろん装着不能だ。

 そこでスキャナーの上にX線フィルムを置き、その上にシャーカステンを逆さに置いてスキャンしてみた。その画像が下に表示してある。
 結論を言えばあまり鮮明ではない。しかし光源を変えれば鮮明な画像が得られる気がする。今後の検討課題である。

(スキャナーの単独利用)

 通常X線写真(特にパノラマ)をデジタル保存する場合にはスキャナーを使用することが多い。しかし通常のスキャナーではフィルムはスキャンできず、「透過式原稿ユニット」や「ロハ式透過原稿スキャンユニット」を使用するのが当たり前と思っていました。
 しかしある先生がスキャナー単体でXフィルムのスキャンをしていると聞き、半信半疑(知らなかったのは私だけ?)でそのスキャナーを購入して試してみた。

購入機材 キャノンカラーイメージスキャナ CanoScan FB620S
SCSI接続 WIN MAC 対応 透過式原稿ユニットの取り付け不可 購入価格 ¥14800(ヨドバシカメラInternet通販) モデル末期で 在庫少 1999/11/00

使用成績 
(1) 白黒モードでのX線フィルムのスキャン → ×
(2) カラーモードでのX線フィルムのスキャン → ○

確かにスキャナー単体でX線フィルムのスキャンが可能であった。付属ソフトとしては、「OCR」「コピー」等スキャナーにつきもののものが有るほか、「Adobe PhotoDeluxe for ビジネス」が付いており、この価格でこのハードとソフトが購入できるのはお買い得かも。

X線フィルムがスキャン(私の持っていたEpsonのGT5000は不可だった)できる秘密はどうもTWAINドライバにありそうだが、最新のTWAINドライバならばどの機種でも可能なのかは不明である。

とにかく可能なことが判明したので、X線フィルムの電子化はデジカメからスキャナーに乗り換えだ!
その後EpsonのGT5000でも、TWAINドライバをVer2.0からVer2.1Cにバージョンアップしたら、パノラマX線フィルムをスキャンできました。 画像 ただし、やや不鮮明です。Canonの方がきれいな気がします。

注意 ただしCanoScan FB620Sには1つ使いづらい点があります。それは、操作者が意図しないときにCaribration(簡単に言うと色合わせ)が始まると言うことです。これが始まると数分間作業が中断しますので、急いでいるときには困ることがあります。慣れればなんと言うことは無いのでしょうが。(その後Caribrationは1日1回しか起動しないことが判明した。)

デジカメの利用

 X線フイルムをデジカメで撮影する方法である。その画像を下に表示してある。

scan-d01.jpg (7876 バイト) エプソンのスキャナーGT5000の上にX線フィルムを置き、その上にシャーカステンを逆さに置いてスキャンしてみた。

あまり鮮明ではない。光源が問題だと思われるので今後の検討課題である。

画像の容量は8KBである。

mvc-d01.jpg (7956 バイト) シャーカステンの上にX線フイルムを置きSonyのデジカメMVC・FD7(35万画素)で撮影したものである。撮影サイズは640×480であるが、それを240×180に縮小したものである。

画像の容量は8KBである。

撮影サイズの写真(35KB)はこちら。

konjyuu01.jpg (7320 バイト) CanoScan FB620Sでスキャンしたものです。

中心結節破損によるPerの根充後です。(1)

konjyuu02.jpg (7552 バイト) 上記根充後6ヶ月のX線です。

CanoScan FB620Sでスキャンしたものです。

konjyuu11.jpg (8032 バイト) (1)の画像をAdobe PhotoDeluxe for ビジネスで編集したものです。
kotukyusyu01.jpg (11061 バイト) CanoScan FB620Sでスキャンしたものです。
kotukyusyu02.jpg (10895 バイト) 上記映像をネガ反転したものです。

使用ソフトはAdobe PhotoDeluxe for ビジネスです。

 これらのことから、デジタルX線システムが無くても、市販の汎用品を使用して低コストでX線写真のPCへの取り込みが可能であることが解ったことでしょう。

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