医療法の疑義解釈・平成10年度

 

最終更新日 2017/09/13

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平成10年度 医療法関係質疑応答集  

1.「医療相談」について、最近、インターネット上において、有料無料を問わず「医療相談」と称し、メールを媒介とし、相談に応じている診療所がある。
  これについては、医師法第20条に基づき、「健康相談」の域にとどまるべきであり、また個別具体的事項について回答することはできないと解釈されるが如何か。
  また、ホームページ上において、「健康相談」を「医療相談」と称することについては、平成9年度医療監視等講習会質疑応答集に基づき、広告規制の対象に該当しないと解釈されるか否かについて御教示願いたい。(神戸市)

 回答
  前段については、貴見のとおりである。   (健康政策局医事課)
  後段のインターネット上のホームページについては、現在のところは、医療法上の広告には該当しないのではないかと考えているが、今後は、インターネットの普及状況、他の法律におけるインターネット上の広告の取扱いなどを勘案し、医療法における取扱いについても検討する必要があるものと考えている。(健康政策局総務課)

2.診療放射線技師法第28条では「診療放射線技師は、放射線を人体に対して照射したときは、遅滞なく次の事項を記載した照射録を作成し、その照射について指示した医師又は歯科医師の署名を受けなければならない。」とされている。
  A病院では]線撮影室のコンピューター画面に、医師が診察室で入力した固有のパスワードや患者の氏名その他撮影に際しての指示事項が表示され、それを放射線技師が画面を見ながら撮影するシステムがとられている。そして、この情報を月1回一覧形式にまとめて印刷出力し、照射録として記録保管している。なお、参考までに当病院での]線撮影は、月に約1万5千件程度行われている。
  この場合において、
 @ 出力表の中のパスワード番号を指示医の署名と認めて差し支
  えないか。
 A 月に1回程度の出力で「遅滞なく、作成」と認めてよいか。
                            (○○県)

 回答
  @については、署名とは、本人が自筆で自らの氏名を記載することであることから、この場合はパスワードの番号は署名とはいえない。
  Aについては、月に1回では「遅滞なく」とは認められない。
                       (健康政策局医事課)

3.歯科技工指示書の内容を電算処理により保存している場合においても、歯科技工士法第19条に基づき、歯科技工指示書そのものを2年間保存しておく必要があると思われるがいかがか。 (○○市)

 回答
  貴見のとおり。(健康政策局歯科保健課)

その他の疑義

歯科医業の疑義解釈
昭和41・8・15歯24
歯のメーキャップは歯科医業であるか?
「照会の歯のメーキャップ」は歯科医業で無いと思料されるが、それにあたって歯を削ること(紙ヤスリ等で歯面を磨くことは、歯を削る行為である。)を行えば、歯科医師法17条違反になる。
なお、業として「歯のメーキャップ」を行うことは、その性質上歯科医師法17条違反のおそれが強いので好ましくない。

麻酔行為に関する疑義解釈
昭和40・7・1医事48
麻酔行為は医行為であるので医師、歯科医師、看護婦、准看護婦又は歯科衛生士でないものが、医師又は歯科医師の指示の下に、業として麻酔行為の全課程に従事することは、医師法・歯科医師法・保健婦助産婦法又は歯科衛生士法に違反するものと解される。

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