院長室の独り言

 

最終更新日 2017/09/13

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201 コンピュータ2000年問題について 202 領空上空通過料について
203 情報開示の流れについて  
205 官報の電子配信について 206 10%の値引きは10%の所得減ではない
207 おでん鍋の中のこんにゃく 208 自分の居場所
209 しつこいDM 210 
  212 医療界の常識は社会の非常識?
213 温泉の廃液の排水 214 不正アクセス裁判判決に思う

201 コンピュータ2000年問題について 99年5月

 コンピュータの2000年問題は大きな問題である。2000年に対応できないと言う理由でレセコンを買い換える羽目になった人もいるでしょう。BIOSやAplicationの手直しで使用可能の人は幸いです。しかしその手直しにかかる諸費用はユーザー負担である。昔のPCはメモリーも高価なため西暦を2桁で扱わざるを得なかった。これが2000年問題の根源なのであるが、ここ数年メモリーの値段も下がり充分4桁表示が可能となっている。その時点で2000年対応の商品開発を行えば良いのに、ここ数年以内に発売されたものにの2000年対応がなされていないものがある。それを承知の上で商品を販売するのは詐欺にも値する。

 たとえば1994年に購入した車が2000年以降運転するのに仕様の変更や、買い換えが必要となったら普通の人は黙っているでしょうか?「車の減価償却期間は6年だからその後のことは知らないよ。」等という理屈は通りません。それと同じようにPCの販売時にも類似の責任が通用すると思われます。技術的な問題の責任にしないで営業上の責任もちゃんととって下さい。

ちなみにJIS規格によると1992年以降についてはコンピュータの西暦表示の基準は4桁とされている。

 尚4月6日厚生省より自主的総点検表が速達にて送付されてきたが、数年前から問題視されていたのに今になっての対応とは、はなはだ遅い感じがする。

202 領空上空通過料について 99年5月

 政府では近々日本領空上空を通過する航空機に対する領空通過料を徴収するらしい。これは航空機に対する、天候などの情報提供料として諸外国のほとんどで徴収しているものである。運輸省によると年間50億円程度とのことであるが、もっと早くから徴収していれば(10年で500億円)少しは財政の足しになったものと思われる。日本は何でも遅いんだね・、の一言につきる。

203 情報開示の流れについて 99年8月

 先日のニュースに、JAL(日本航空)が近々航空機のDelay(発着の遅れ)を公表するシステムを作ると有った。この方針には自分の首を絞める行為だとの意見も一部にあるが、社会の情報開示の流れからすると当然の方針ではないだろうか。私も以前成田空港で経験したことであるが、丁度乗り合わせた10:00発サイパン行きのJALが出発遅延したことがある。機内での説明では、出国手続きが混み合って乗客が遅れているとの説明であったが、実際の理由はOL2人組がチェックインに遅れたことであった。JALの好意で遅延させたか、旅行会社からの要望(圧力)で遅延させたかは分からないが、もしこの遅延が公表させたらどの様な結果になったからであろうか。航空会社ではこのような無理な圧力まがいの要望に対処するためにも遅延の情報公開は役に立つであろう。

 目を転じて我々の日常では、救急である又は知り合いであると言う理由で順番を繰り上げて診療することも有ろう。しかし情報の公開に耐えられる理由づけの必要性がある。襟を正さなければならない1事例であり、対岸の火事と見過ごせることではない記事であった。

 又近い将来、厚生省等が音頭をとり医療事故の報告システムを作成し、公開できる世の中が来ればよい。当院でもその時を想定して院内業務事故報告システムを作成しようと思っている。

205 官報の電子配信について 99年11月

 以前厚生省その他の行政情報を得るために「官報」を取っていたことが有りました。しかしその膨大な量と、検索のし難さ(自分の知りたい情報が何処に書いているか?)にねをあげて1年あまりで中止しました。
 最近、InternetやE-mailと言う世の中になり、官報をWebやE-mailで配信してもらえればと、1年ほど前から首相官邸のE-mailに「官報のE-mail配信のお願い」として数度UPしました。

 昨日初めて小渕総理より(勿論事務方の人が処理しているんでしょうが)、返信をいただきました。勿論具体的な内容ではなく、「私は、常日頃、政治家として多くの国民の皆様の生の声に耳を傾けることが極めて大事であると考えております。・・・」と言うような通り一遍の内容でしたが。

 それと時を同じくして、11月15日より大蔵省印刷局のHPにおいて、「官報のWeb掲載」が開始されることになったようです。昨日(11/12)アクセスしてみましたが、データ形式がPDFファイル(公的機関への提出文書の電子文書形式に採用されている)で、いまいち扱いにくく、一括ダウンロードにも難があるような気がします。
おまけに制限事項(印刷・文字のクリップアンドペースト不可)も多い。
 大蔵省印刷局 http://www.pb-mof.go.jp/

206 10%の値引きは10%の所得減ではない 99年12月

 スーパーの値引きに対向して一般の小売店が値引きをした場合、どれだけ売り上げを伸ばせば同じ利益額を計上できるかおわかりですか?(値引率は10%と仮定します)
 これは常識的なことですが、いちいち計算して確かめたことは無いでしょうからおつき合い下さい。ただし、あくまでも単純計算ですので御承知置き下さい。

(答) 約50%
なぜならば
今まで700円で仕入れた物を、1000円で月に10000個売っていたとする。
そして、それらにかかる人件費などの経費は100万円とすると、
月の利益=売り上げ(1000×10000)ー原価(700×10000)ー経費(1000000)=200万円

それでは10%値引きして、10%売り上げを伸ばした場合は、
月の利益=売り上げ(900×11000)ー原価(700×11000)ー経費(1000000)=120万円

それでは10%値引きして、50%売り上げが延びた場合には、
月の利益=売り上げ(900×15000)ー原価(700×15000)ー経費(1000000)=200万円

 実際には売り上げを伸ばすのには経費も余分にかかるんですが、この様に10%値引きすると言うことは生やさしいもんでは有りません。ただし、この計算は業種(原価率・経費率)により異なりますので・・・・。

 それではこの計算を歯科のモデルケースについて計算すると(あくまでも仮定ですが)

5000円(1人1実日数あたり)×30(1日診療人数)×250日(年間診療日数)=3750万円(年間売り上げ)
3750万円ー原価(約20%750万円)ー諸経費(約45%1688万円)=1312万円(年間所得)
* 年間所得は可処分所得ではありませんので念のため

もし診療費の単価が10%低下すると

4500円(1人1実日数あたり)×30(1日診療人数)×250日(年間診療日数)=3375万円(年間売り上げ)
3375万円ー原価(約22%750万円)ー諸経費(約50%1688万円)=937万円(年間所得)
つまり実額で375万円、率で29%減である。

それでは、10%価格が下がれば受診者数が増えるであろうか?
また、受診者数が増えても1日に診療可能な患者数を増やせるであろうか?
そして、もし10%単価を下げて医療費総額を10%減少させたとして、その利益は「国」に行くのか「患者」に行くのか?これが最大の問題である。

207 おでん鍋の中のこんにゃく

◆ 歯科医療の情報館のメルマガ 2000/10/31号 より

 秋も深まり、めっきり寒くなって「おでんの季節」となってきましたね。
今日は月末で、レセプトで忙しい人もおられると思いますので、本日は堅い話では無く柔らかい話しにします。
 別に「こんにゃくが話題」だから、柔らかい話だなんてしゃれてるわけではありませんよ(*^_^*)

ところで皆さん、おいしいおでんを作るコツを御存知ですか?

「おいしいおでんの三箇条」

(1) ダシを出す物(練り物・つみれが代表的)とダシを吸う物(野菜・大根が代表的)のバランス。

(2) 1回沸騰させてからコトコト煮込む(98度⇒78度)
沸騰させると大根の中の空気が抜けて、温度を下げることによってそこにダシがしみ込む。

(3)  コンニャクの存在
コンニャクはダシを出しもせず、吸いもしない唯一の具である。
ただし、含まれている石灰が他の具(練り物)に作用して「プリプリ感」を出す。
逆に、すき焼きの時は肉としらたきは近づけないことが大事です。
肉が堅くなってしまいますから、御注意。

つまり、こんにゃくはそれ自体「旨み」を持っていないが、他の具の旨みを引き出すのには、重要な役目を果たします。
これは、人を使うと言うことの工夫としてたとえられる話です。

人を使うことに長けていた有名な歴史上の人物、その代表例は「豊臣 長秀(後の秀長)」。

この人は秀吉の3才違いの異母弟ですね。
この人の手腕を高く評価する文献はあまりありませんが、蜂須賀小六等の武将の力を最大限発揮して、四国・九州平定の司令官として活躍した人使いの手腕と人望は高く評価されています。

たしか、50才くらいで死んだと思いましたが、この秀長が秀吉と同じくらいまで長生きしたら、徳川の世はこなかったと言う説もあります。

時には歯科医師(院長)も受付や衛生士、そして技工士と言った具を引き立たせる歯科医院と言う鍋の中のコンニャクであるべきである(*^_^*)、なんて言う落ちではいかがでしょうか?

208 自分の居場所

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 本日の話題 自分の居場所
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「頭の良い人は頭を使い、体の丈夫な人は体を使い、金のある人は金を使え。」、これはある人の語録であり、その意味するところは以下の通りである。

 世の中は、お金(資本)・頭(知恵)・体(労働力)の3つから成り立っており、その代表的なものが株式会社である。
 お金のある人が「資本」を出し、知恵のある人が「経営者」となり、体力のある人が「労働者」となって働き、社会に商品(サービス)を供給する。これらの様々な商品によって我々の生活は成り立っているのである。

 そして、歯科医師という職業は、この3つの要素を全部兼ね備えていなければならないと言うことに、その難しさが存在する。

(1) 資本家として自分で資金を調達できなければ歯科医院は開設できない。
  特に昨今では、歯科医師の免許を持っているからと言って、金融機関が資金調達してくれる時代では無いのである。

(2) 経営者として、労務、財務の分野でその手腕を振るわなければ、医療機関の運営はままならない。

(3) そして、本来「医療」と言うものは労働集約的なものであり、歯科医そのものが労働者と言えよう。

 しかし、世の中には多くの歯科医師が存在し、その歯科医師の全てが同じような資質を有しているわけではない。そのような所から、個々の医療機関におけるカラーの違いが生じる。この様なカラーの違いこそ、現在の「冬の時代」とも言われる歯科医業の問題点を打破するキーワードとも言えよう。
 簡単に言うと歯科のワンマーケット内にカラーの違う歯科医院が混在すれば歯科医療マーケットが広がることにより受診率のUPを招き多くの歯科医院が生き残る道が広がるが、カラーの同じ歯科医院が混在すればそのカラーに合わない患者の受診抑制と言う結果により歯科医院の生き残る道を閉ざしてしまう。

 この様に、カラーの違いによって我々は棲み分けをしなければならない。
つまり「自分の居場所」を見つけなければならないと言うことである。

 結局の所、自分の能力にあった生き方ができる、つまり「自分の居場所」を見つけられるか否かがその人の幸せを決定づける基本なのである。無い物ねだりや、高望みでは決して幸せになれない。社会における自分の居場所を見つけることが人生の目標なのかも知れない。

 しかしそれはなかなか難しい。時には自分の居場所を見つけられない人が不幸(犯罪)に走るケースがある。

 最近、青少年の犯罪が増えているとの議論が多い。特に殺人などの粗暴犯に目立つと。しかし、これは間違いとは言えないのだろうが偏った分析に思えて仕方がない。実は、青少年に限らず大人の世界でも犯罪の傾向は顕著なのではないだろうか。あたかも日本人全体がモラルを失っているのでは無いかと思われるくらいなのである。

 しかし、これらを分析すると青少年に粗暴犯罪が多くても当たり前なのである。
なぜなら、青少年の多くは「横領」「収賄」「詐欺」と言った犯罪を犯したくてもその地位にいないからである。結果としてその犯罪の傾向は粗暴的なものに偏る。それに対しておとなの犯罪は、得てして自分の存在する地位に伴った内容に片よりがちである。
 「横領」「収賄」「詐欺」そして「セクハラ」まで、いわばその人の地位や役職をバックにした犯罪が多いことでもおわかりであろう。

 つまり、これらの人々は単に自分の居場所を見つけられなかった人ではないであろうか。本来地位の高い職種は高度な倫理観をともなってしかるべきだが、単に能力と言った選別法を勝ち抜いただけの人々が、必ずしも高い倫理観を持っているとは限らない。それが故に生まれる犯罪なのであろう。

 かく言う歯科医師も本来「高い倫理観」を伴う職業のはずなのであるが、そうでないと言う現実が受診者の不信の源になっているであろう事は間違いのない事実である。

209 しつこいDM

歯科医院という仕事をしているとDM(ダイレクトメール)は日常茶飯事である。送る方も商売なので、それはそれでしょうがない。
しかし、中には度を過ぎたDMもある。うちでは院内から出る廃棄物は全て業者への有料処理になっているので、度を過ぎたDMは非常に迷惑なのである。中には、「もう送らないように」とやんわり断る場合も有るが、それでも送ってくる場合がある。

昨日のDMはごみ箱ポイの書簡ではなく、ビデオテープという小包まがいのもの、これは処理に困る。
しょうがないので以下のFaxを送信。今のところResは無いが、今度送ってきたらほんとに請求するぞう。

日頃から御社より** ******の案内の送付物が届いておりますが、当院におきま
しては不必要なものですので、今後一切の送付を中止下さるようにお願いします。

なお、通常の郵送物とは異なり今回送付いただきましたビデオは廃棄にも困りま
す。
当院から排出される廃棄物は全て有料にて業者処理となっております。今後御社
から同様の送付物が有りました場合には、以下の基準にて「廃棄物処理手数料」
を請求いたしますので御了承願います。

(1) 定型郵便物相当 1通につき 10円
(2) 不定形郵便物相当 500g以内 1通につき50円
(3) 不定形郵便物相当 500g以上 500gにつき60円
(4) ビデオなどの小荷物相当品 500g以内 1個につき200円
(5) ビデオなどの小荷物相当品 500g以上 500gにつき250円
(6) 請求手数料(1回目) 100円(Fax相当)
   延滞時の延滞手数料 1回につき280円(郵送)
(7) 延滞利子 年利15%
(8) 送金手数料は御社負担

本当にゴミの処理手数料がバカにならない。

212 医療界の常識は社会の非常識? 04/05/07

 OLのA子さんは、昼休み会社の近くにある「会社と給食契約」をしているレストランBに昼食に行きました。
 なぜならレストランBで食事をとると安い価格で食べられるからです。

 その仕組みと申しますと、
A子さんの勤めている会社の日本商事では毎月給料から給食費が天引きされます。そして、会社から支出される補助金と合わせて会社近くのレスト
ラン街と産業給食の契約を結んでいます。
 従って、従業員は会社から発行される食券を持って契約レストランに行くと、3割の一部負担金でランチを食べることができるのです。

 しかし、ランチのメニューは決まっています。使えるお米も限定されています。新潟魚沼産こしひかりなんてとんでもない、標準米だけしか認め
られていません。牛肉も安いアメリカ産は使っていけません。農林水産省で認可された材料だけと取り決められています。

 話は元に戻りますが、A子さんはレストランBにいって会社の食券を差し出し1000円のランチを注文しました。しかし、出てきた料理を見て
びっくりしました。それは一汁三菜といっても良いものだったからです。
その中には、A子さんの好きな松阪牛のステーキも、デザートもコーヒーもありません。
 このとき、ふとA子さんの頭の中に、以前会社の厚生労働課の担当者が言っていた言葉を思い出しました。
 「食券で食べられるランチは、昼食としての最低限のカロリーや栄養価を満たしたものです。」、、、なるほど、たしかに「うな重」や「お寿司」
や「ラーメン」といった料理に比べて、健康食なのかもしれません。

 A子さんはランチを注文した後にデザートとコーヒーを注文しました。
そうしたらお店の人は、
 「申し訳ございません。そのお申し出は混合飲食となり違法行為となりますのでお受けいたすことができません。」といったとさ。

 しょうがないと思い、A子さんはレジで会計をしました。
レジ「300円でございます。」
A子「明細書を下さい。」
レジ「300円の領収書は発行致しますが、明細書の発行義務はございません。明細書は会社で閲覧できますのでそちらで御覧になって下さい。」

 「え〜ぃ!、明細書をくれないなんて社会常識からはずれているわよ。」
と思ったA子さんであったが、考えてみるとランチの明細をくれるお店なんてどこにも無いし、A子さんの勤めている会社で販売しているパソコン
だって、明細なんか記載されていない。

 もし明細が記載されていたらどうなるのだろう?
 「パソコン本体は要るけど、マニュアルは要らないから、その分値引き」とか「パソコンの本体とマニュアルは要るけど、電話サポートは要らない
から、その分値引き」とか、色々なことがおきるでしょうね。
 でも、言うまでもないでしょうが、パソコンを作製している会社には原価計算というれっきとした価格明細があるんです。医療費の保険点数がこ
の原価計算の明細と同じとは言いませんが、もともと根拠無しに作られた保険点数を明細として公表しようというのはちょと無理が無いでしょうか?

ちょと、話が逸れましたが、「なんだ、毎月高い給食費を払いながら、こんなサービスの悪い、そしておいしくない料理を食べなければならないの?」
これこそ、まさに現状の保険制度なのでしょうか?

社会の常識を医療現場にそのまま当てはめられないと同時に、医療の常識を一般社会にそのまま当てはめるのも無理でしょう。
 例えば、同じ内容を患者と保険者の両方に提出しなければならないという仕組みがある業界もまた珍しい。
会社の食券を持参して来た客が、食堂で1000円の料理を食べて、300円は一部負担金として貰い、700円分は会社に請求するとかね。少な
くとも事務負担が食材などを圧迫するのは目に見えていますね。

おまけにその料理は、定食ならともかく、お客毎に色々な種類の素材を使用したものであり、その料理を食べて生じる身体的不具合は食堂で責任を負う。

まぁ、一般的には会社の食券を持参して来たお客には、会社と契約した内容の料理を出すのが当たり前。なかにはみそ汁がついていないケースもあ
るだろうし、それはそれでしょうがない。
ハンバーグの肉が国産牛のやつじゃないからといって文句をいわれてもしょうがない。そういう側面もあるのだということですね。

といってみそ汁を自費で追加しようとしたら、混合飲食で違法行為だからできない。お客はしかたがないので、泣く泣く自費で3000円のフルコー
スを頼んだとさ。そのフルコースは、メニュー表あり、カロリー計算あり、シェフがお客の脇まで来て肉をソテーしてくれる。
 しかし、その3000円のコースを頼んでも、スープ500円、デザート500円と言った明細は無い。
もちろん、アラカルトを頼めば明細はわかりますが、高上がりに付くのは当たり前。

# 各界の常識・非常識

(1) 自動車を買っても運転方法は教えてくれませんが、パソコンを買うとサポートセンターなるところで操作法の相談にのってくれます。
逆に、車は免許がないと運転できませんが、パソコンは免許が無くても操作できます。
 これは言うに及ばず、車は操作性が共通しているがパソコンやパソコンソフトは操作性が共通していないからです。

 このようにある業界の常識は他業界の非常識というのは当たり前のことなのです。

213 温泉の廃液の排水 04/08/30

最近温泉の虚偽表示が問題となっているが、それはさておき温泉の排水に規制は無いのだろうか?

私たちが歯科医療で使用するX線現像等の廃液の処理は厳密に規制され、当院でも廃棄物処理業者に処理を委託している次第である。

そこでふと気が付いた。温泉は泉質によってはPH1に近いものもある。それを使用後垂れ流しにして良いのであろうか?

一応調べてみると「昭和49年の水質汚濁防止法施行令」で、その当時沸きだして旅館等で使用している排水は、当分の間、排出基準を適用しない」
と、されているのだそうだ。ん?、それ以後に掘削した温泉はどうなるの?教えてちょうだい。

214 不正アクセス裁判判決に思う 05/03/28

不正アクセスの元京大研究員に有罪判決 東京地裁 http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY200503250132.html

以前、某県歯科医師会のメンバーズページですが、入り口にパスワードの要求はされていましたが、ソースを見るとパスワードが見えるタイプの
やつでした。これでは、ちょっと手慣れた人ならアクセス可能なので、担当者に連絡したことがあり、今は改善されているようです。

つまり、簡単に見えるパスワードを利用してアクセスすることが違法か?

# パスワードが通常の技術で見えるというのは、実社会で言うと玄関に鍵はかけているが、そばのポストに鍵を入れておくのと同じでしょうか。
その鍵を使って入るのは、管理者の安全意識の欠如ではあるが関係者以外入室禁止の他人の管理区域に入るのは違法行為。というのが実社会での常識で、たとえ鍵がかかっていなくても同様な判断でしょうね。

# Netの社会ではどうなのかですが、通常サイトは入室制限は無いのが常識ですから、いちいち管理者にことわってアクセスする必要はないので
しょうが、ことアクセス制限がかかっているサイトは、パスワードを持っている関係者以外入室禁止と宣言しているわけですから、それをパスワー
ドが見えるということを利用してアクセスすることは、少なくともマナー違反ではあると思います。
 しかし、実社会と同様にそれを利用してアクセスすることが不法アクセスとなるのか?それが問題なんでしょうね。

# 支配目的の大量の株式取得をTOBをかけないで時間外取引を利用して入手することが違法か否かでにぎわせたニッポン放送事件と同じでしょう
か?これは証券取引法違反では無いが、法の趣旨を逸脱したマナー違反とされており、いわば法のパグとして改正も視野に入っています。
 しかし、世の中マナーの良い人ばかりではありませんから、漏洩してはいけない情報を扱っているサイトは可能な限りセキュリティを高める必要
があります。これは、普通の住宅と銀行の金庫などの防犯を同一視できないのと同じですね。

# 今回の判断が今後指示されるか否かはわかりませんが、SBIの北尾さんが「右手に算盤、左手に論語」といわれており、また別の経済人も「企
業経営者には崇高な倫理観が求められる」というように、私たち歯科界も一般社会の一歩上をゆく倫理観で行動しなければ、昨年の不祥事を取り返
すことは永遠に不可能でしょう。

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